未知suu

日常に起こったこと、心が感じたことを記していきます。

鈍感故の遠回り

f:id:nabekana:20190708000551j:image

心を感じる、心の声を聞く。

私はそういうことにほとほと疎いようだ。
以前、就活の面接であり得ないことを話した、と書いたが、またまた面接で似たような事象が起こった。
これは明らかに私が私に伝えたいことがあるのだろう。周りがどうだとかそのようなことではなくて。それを伝えるために私の心が、私が嫌がる認識が強烈に出る面接という場を使って伝えていたようだった。

私の今年のテーマのひとつに、奴隷意識を越える。がある。
奴隷意識からくる現象は理解していたつもりだった。むしろそのことばかりに気をとられ、根本の奴隷意識をつくる観点をすっかり見落としていたのだ。
特に去年末から「支配されたくない」感情が強く出ていた。職場では愛のない人とは仕事できない、言うことを聞きたくないという思いが高まり、今までしてこなかった反撃をしてみたり。GWでの母との一件、面接での回答と立て続けに起こり、私の心の拒否反応が溢れ出ていたようだ。
そんな状況を友人に整理してもらう機会があり、そこで後ろから頭を叩かれるようなことを言われた。支配するされる、奴隷意識を生み出す観点は自分で作っている。という至極シンプルな事実。感情にのまれ、現象に振り回され、当たり前のことを見逃していた。
言われたことを受け入れるのもこれまた一苦労、自分で自分を苦しめていた、という落ちだから。何てダサいのだろうか。

 

そしてもうひとつ。
お金に対する執着が半端ない、という現在地。
お金のために働く、スキルをあげて見合う対価をもらう。
ただただ目に見える現金を手にいれて安心したいだけなのだ。

お金=自分
であれば、お金は大事だしたくさん欲しい。
でも、自分の器に見合ったお金しか引っ張ることができないのも事実。
どんな自分がどんな世界を、社会をつくりたいのか。その夢に人が集まりお金が集まる。
ということも友人の姿勢から学ばされた。

 

新しい就職先が決まった。
面接で心の声が出てしまった会社だ。
前職より年収が下がり、雇用形態も変わる。
条件だけをみれば、何で?しかも面接失敗している失態もあるのに?と普通ならば選択しないだろう。別の会社の面接も決まっていたのに。
この不思議な事象を、頭に納得させるのに勇気が必要だった。ここで手にいれるものは、目の前のお金だけではなく私のなりたい自分になるため、その自分からの新しい関係性つくりや夢に向かう第一歩があるから、と心は思ったようだ。心が先に決めていたから、頭を納得させるのに時間がかかった。

 

会社を辞めてからたくさん感じることがあった。こんなにも心に素直に生きれないのかと。
今年の上半期、今まで背負っていた荷物を少し下ろすことができたような気がする。
すでに始まっている下半期、何が起こるだろう。