カムバックAKG
音楽の効能…
寄り添い
癒し
励まし
元気をくれる
fell good…
人の数だけ効能はありそう。
今でもふと口ずさむメロディの多くは、思春期の頃のモヤモヤした気持ちや、社会人になって突如現れる、社会と自分の隔たりに対するやるせない感情が出てきたときに、ちょうどタイミングよく流れていた当時の流行の音楽や、そこから好きになって何度も聞いたアーティストの楽曲、それに慰められた、という経験のあるものだ。
青春と音楽はつきもの、だと思う。
自分でも言葉にできない心の機微を、アーティストの言葉に重ねて何とか乗り越えようとしていたなぁ、と自分を振り返って思う。
最近ふと口ずさんだのが、ASIAN KANG-FU GENERATIONのアンダースタンド。
もう15年も前のもの…。どきっ。。
軋んだその心、
それアンダースタンド
歪んだ日の君を捨てないでよ
ごっちんの歌詞が、リアルタイムで聴いていた
時より心にぐっと沁みてくる。
当時は理解できなかった言葉に頷けるようになれたようで嬉しいような微妙な感じ。
AKGの歌は、誰にでも起こりうる普遍的な心の動きを言葉にした歌詞と、バンドサウンドだけどついついのってしまうメロディが癖になる。だから昔聴いてた人もまた戻ってくるし、今もその良さや価値を再発見してファンになっちゃう人がいるのだろう。
何がどうあっても自分、という当たり前。
それを租借することがどれだけ難しいことか…。
今のわたしに思いの外フィットしてしまった。
最近リリースされた解放区もなかなかである。
表現の奥深さにふける。