未知suu

日常に起こったこと、心が感じたことを記していきます。

星読みさんの言うことにゃ。vol.3


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仕事でチームメンバーのマネジメントをしていた時期があった。初めてのマネジメント業務の年に、大切な仲間を守れなかった、と思い込む経験をした。(あくまでもわたしの主観なので当該者からすればそれはどうかと言われるかもしれないが)

 

最近、そのことを思い出す出来事があった。


就活の面接の場で、マネジメント業務に対する質問を毎回されるのだが、ある会社の面接官とのシーンにおいて、過去を引っ張り、思いもよらない回答をしてしまったのだ。

 

第一希望の会社で面接前から緊張はしていた。
表情の読めない面接官、穏やかに聞いてくるが本心はどこだろう、そんなことも頭をよぎながら受け答えしていた。

問題の質問がやってきたとき、心にスイッチが入ったみたいに、一瞬にして過去の出来事がぶわーっと頭を駆け抜け、悔しさの念が押し上げてきた。そんな状態で出た言葉は、「メンバーを守れなかった経験がありとても後悔している、だから自分のマネジメントスキルには不安がある。できればやりたくない」と、本当に受かりたいのか?!と思われる内容だったのだ。本心駄々漏れ、しかも涙を堪えながら。。
面接官もさぞびっくりしただろう、職務経歴書にはマネジメントできます的な内容が記載されているから聞いてみたのに、思いもよらぬ回答だったから。

結果はもちろん不合格。その会社は将来的にマネジメントをやれる人を探していたそう。

結果を聞いてからも大荒れだった。

無意識が勝手にやっちまったことへの後悔、第一希望に落ちたのはそんな自分のせいだと自己否定モード。それを友人にLINEで延々愚痴り続ける醜態。

こんなに乱れるのは本当に久しぶりだった。


愚痴った友人と会い、改めてその話をしたら、いくつかの解析をしてくれた。

ひとつはその会社にどうしても入りたいから、自分の弱みをみせ、面接官の下にへりくだろうとした。
もうひとつは、過去にあった体験をまたここで繰り返すかもしれない危機を察知したから。
というのもこの会社の前に受けた別の面接では、マネジメント業務はできると答えているし過去の経験も思い出していなかったのだ。

 

因果の世界なら解析はいくらでもできる。
ただ確実にしたことは、見ず知らずの人に、しかも大事な場面で、ずっと奥底に抱えていた傷や感情を出したということ。

 

話題が月星座の話になった。
この世界を陰陽で整理するとき、普段よく目にする星占いは、陽である太陽星座。
月星座は太陽星座の陰にあたるもの。
詳しくは「月星座」で検索を。

 

ここで、星読みさんの言うことにゃ。vol.3

 

友人曰く、いまは陰と陽、両方の力を使う時代になり、陰の力が出やすくなっている。
今回の事件もそれが関係するのではないかと言ったのだ。
サイトで月星座を調べたら、蟹座だった。
今回の星読みさんは、お初でごさる【月星座】さん。太陽星座では整理できない自分のキャラクターを垣間見たとき、それは月星座の動きであると理解できた。

【moon cycle】というサイトに月星座蟹座のテーマが書いてあった。以下転載させていただく。
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蟹座のテーマは、蟹という生き物の特徴である固い甲羅に象徴されています。
蟹はその甲羅で自分自身の身を外的から守っているのです。
この固い甲羅の内側にあるものこそ、蟹座が何を犠牲にてしても守りたいもの。
~中省略~
つまり蟹座の固い甲羅の内側にあるものとは、傷つきやすい繊細な心、 そして溢れんばかりの、豊か過ぎるほどの感情と愛情なのです。
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わたしは、チームメンバーの一人を守ることができなかった、甲羅の中に入れきれなかった。それをまた繰り返すのは嫌だとわたしの中の蟹さんがうずいたのだろう。

 

それは、今これからのテーマでもある、アイデンティティの変化に繋がる。
わたし個人の蟹の甲羅では限界。
でもアイデンティティが【わたしたち】に変化することができたら、甲羅が広がり入れられるものも増える。相手を警戒し、ハサミで噛みにいこうとしなくてもいい。愛情に境界線はないはずだ。


そんなことを友人と話しながら整理していたら、モヤモヤしていたものがしっくりきて面接でのことがいい経験になり、これから受ける分も自分がどう反応するかを観察する場として使える場になった。いつもありがとう、愛する友人。

 

もちろん過去の現象が起こったのは月星座の原因だけではなく、幼少からの強烈な心のパターンがあることは間違いない。

 

だからこそのアイデンティティ変化なのだと。
IからWEにいく必要性、必然性を感じさせる出来事だった。